心配して連絡をくれた多くの友人知人のみんな、ありがとう。
幸運なことに我が家はみんな無事に暮らせています。 ただ、それはホンの偶然なんだと思っています。 地震大国の沿岸に54基もの原発が乱立している事実。 そしてその危険性の上に危ういバランスで成り立っている生活。 まさに砂上の楼閣。 私自身、それを認識しながら見て見ぬ振りをしてきました。 高く広く長い視点で考え直さなければならない時期に来ています。 TVでは、まるで戦時中のような映像が繰り返し流されています。 自身の危険を顧みずに救出活動をされている自衛隊員の方々には 本当に頭が下がりますし、オバマ大統領の「友人の窮地にはどんな ことでも、喜んで手を差し伸べる」という暖かい言葉には思わず涙が こぼれました。 ありがとう。 #
by cyril-aw11
| 2011-03-13 11:08
| 自然・環境
富山県にどんぐりを送っていただいた皆様へ
全国の多数の皆さんからドングリ、柿、りんごなどを送っていただき、本当にありがとうございました。送っていただいたどのパッケージを開いても、皆さんの熊を思いやる優しい気持ちが感じられ、一粒のドングリも無駄にしないように、そして熊に届くように、10月から12月の間に4トン以上のドングリや果物を富山の山に運ばせていただいています。 50ヶ所以上の場所に置きましたが、多くの場所で熊が食べた痕跡がありました。最初は、1ヶ所につき20キロから25キロのドングリを置きましたが、食べてある場所は、一粒のドングリも残さず食べてあります。そのような場所では、熊が地面を掘り返してまで、残りを探していたのか、小さなくぼみが出来ています。ある場所では、最初見た熊の糞は、明らかに草のようなものしか食べていなかったのか、草色のやわらかそうな糞でしたが、栗やドングリの皮が糞に混ざるようになると、ようやく黒く硬そうな糞になっていました。また、熊森協会のホームページで紹介していただいた写真にありますように、子熊の小さな糞も柿やドングリを食べたであろう痕跡があります。本当にドングリ運びをしてよかったと実感しています。 同じ県内でも地域によって状況は違うと思いますが、今年の山は熊にとって本当に食べるものが少ないと感じます。これでは、熊も食べ物を求めて、下界に降りてくるか、より上の方に登るしかなかったと思います。 実際、本来熊を見かけることがない高い山でも、熊を見かけたと聞きました。富山県の70%近くは森林地帯です。近いところで富山市の街中から、車で15分足らずで、熊の巣穴を見つけることが出来る場所に行けます。よく山里地区に暮らす人たちから、かつて奥山近くにあった集落等は、集落の周りに柿や栗の木を植え、山のドングリ等が凶作の年は、熊に自由に食べさせていたと聞きます。日本の熊は、決して人間や家畜を襲うために出て来るわけではないのです。 また、熊の頭数が増えたからであるとか、よりおいしい物の味を知り、下界に降りてくる等といったことはありません。山では、熊の食料となる昆虫も激減していると聞きます。 先日も、子熊のために、きれいな沢にいる小さなサワガニを探している親熊を射殺した話を聞きました。子熊に食べさせるためか、大きな沢の石を両手でしっかり起こしていたそうです。射殺されて死んでもその石を離さなかったそうです。また、猟師から、まるまると太った子熊とがりがりに痩せた母熊をよく見るといったことを聞きました。春には、熊の巣穴から、子熊だけが出てくる中では痩せた母熊が死んでいることもあると聞きました。母熊は、子熊に食べさせようと必死に食料を探します。 害を与えない熊をただ恐怖の対象だから殺すことは人のやることではありません。今年、公表では富山県において150頭以上の熊を捕殺したと出ていますが、猟師等からは、300頭以上を殺していると聞きます。実際、ドングリ運びの帰り道で熊を射殺した跡を目撃しました。また、11月15日の狩猟解禁前でも、山の中で密猟者と出会いました。環境省から、熊の食料となる物を里山では取り除くように指導がなされていると聞きました。あまりに現状に無知であり、これでは環境省ではなく、環境破壊省と名前を変えた方がよいのではないでしょうか。 英語に環境を表す言葉として、FAUNA and FLOURA(ファウナ アンド フロウラ)がありますが、環境を形成するものとして、ファウナ(動物)とフロウラ(植物)があり、本来、環境省の役割は、地域の環境を形成している動物や植物を守ることではないかと考えます。なによりも環境省は、生命への畏敬、自然に対する畏敬の念に基づいて施策を進めることが大切だと思います。 また、今回のドングリ運びで、多くの里山、ウチ山などを回りましたが、山が本当に壊されていると感じました。何のための林道なのか理解に苦しむような無駄を感じさせる立派な林道が作られていたり、建設中であったりしました。林道の近くには、古い巣穴があるのも見ました。富山県の人口林率は公表では、19%と聞いていますが、杉の自然増殖はもっとあるのではないかと感じます。いまだに政府の林業政策のミスが改善されていないだけではなく、無駄な林道建設が進められているのではないかと思います。決して、開発を否定するわけではありませんが、もっと自然環境に配慮した開発がなされるべきではないかと考えます。山の自然環境の崩壊は、単なる気象変動だけではなく、人間によるところが大きいと思います。ますます、熊、カモシカや多くの山の動物や植物の環境が、破壊されています。このような事態を改善するには、時間がかかると思います。 しかし、熊や山の動物は、今も生きているのです。食料がなく必死で生きようとする熊を助けようとすることは、人として当たり前のことだと思います。下界に食料を求めて必死に降りてきた熊を、追い詰め、簡単に殺してしまうことは大きな間違いです。なによりも、人としての優しさが、すべての問題を解決していく上での前提条件ではないでしょうか。 最後になりますが、あらためて皆さんの優しい心に感謝いたします。 2010年12月 富山県富山市 O #
by cyril-aw11
| 2010-12-31 01:10
| 自然・環境
届け 今 届け 君に言えずにいた「I love you」
その心の真ん中に 来年も 再来年も 今以上に 君が好きで それぐらい 僕のすべてで 僕にしか言えない言葉を 見つけたから 心まで交わしたい想い 君に届けたい ~flumpool 「君に届け」より 大人気コミックの実写版ということで、劇場は若い子たちでいっぱい。 でもそんな小さな気恥ずかしさを吹き飛ばすくらい素敵な映画でした。 穿ってみたり、斜に構えたりすることなく、どこまでも真っ直ぐで。 三浦春馬君と多部未華子ちゃんのキラキラ感や爽やかさが眩しくて、正視できないほど。 若いってそれだけでかけがえのない価値がある、つくづくそう思います。 自分の想いが誰かに届き、それを還してもらえることの奇跡。 その奇跡に感謝して、噛み締めて、毎日を過ごしていかなくちゃ…。 そんな気持ちにさせられる映画です。 flumpoolによる書き下ろしの同名タイトル曲も映画の空気感にピッタリの必聴モノ。 #
by cyril-aw11
| 2010-10-11 22:26
| 趣味
1/30(土)
だいぶ間が空きましたが、アメリカドライブ旅行記5日目です。 この日のメインはアーチーズ!この旅行の山場を迎えます。 その前に昨夜遅くに到着したモンティセロの町でお勧めしたいのが、BLUE MOUNTAIN FOODSというスーパー。 田舎町にしては夜9時までと比較的遅くまで開いている上、オリエンタルフーズの品揃えも まずまず豊富。高校生ぐらいかと思われるバイトの店員さんたちもすごくフレンドリーで、 私がカゴに入れた中華のディナー・プレートをレジ打ちしながら「新作?このシリーズ美味い よね!」と笑顔で話しかけてきました。 アメリカのスーパーに行くとあれこれ自分へのお土産を買う私ですが、外せないのが グレイビーとマカロニ・チーズ。ジャンキーです(笑)。 まだ早朝のホテル前。 ユタ州ではよく目にするザイオン銀行のネオンが見えます。 ベスト・ウエスターンやホリデイイン・エクスプレスといったモーテルチェーンは確かに モーテル6に比べると割高ですが、そこそこまともな朝食が朝6時くらいからフリーで 食べられるところが多く、次への移動を急がなければならないこうしたドライブ旅行では 非常に重宝します。ちゃんとしたチェーンなので外れもないし。 そういったこともあり、今回の旅行ではなるべくこの2つのモーテルのどちらかを選んで 泊まるようにしていました。 More... #
by cyril-aw11
| 2010-05-14 19:14
| 旅
ご夫婦で営まれている素敵な空気のカフェでお気に入りと言えば、ご存知「キャボットコーヴ」と「ばおばぶ」。そしてもう一つが北軽井沢の名店「麦小舎」です。
中軽井沢から峠越えのワインディングを攻めれば、15~20分くらいでくりの木プラザ(ここにあるパン屋さん、おいしいです)に到着。ここに車を停め、別荘地脇をぶらぶら歩いて3分程のところにひっそりと佇んでいます。 移住されてきた若いご夫婦が営まれている週末カフェ。 トレードマークのキジトラちゃんが何ともほのぼのとしてかわいいです。 More... #
by cyril-aw11
| 2010-05-11 14:51
| 軽井沢
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