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2009年 07月 27日 ( 1 )

ネムノキ (マメ科、ネムノキ属)

東北地方以南に生育する落葉高木。樹高10メートル、直径30センチに達する。
枝は太く、疎生し、樹冠は横に広がる(箒状樹形)。
ネムノキ属は主として熱帯に150種ほどが分布するが、その中でネムノキは飛び抜けて
耐寒性が強く高緯度まで分布する。温帯で広く栽培され、一部で野生化している。

陽樹で森林の伐採跡地や崩壊地、造成斜面などの明るい場所によく生える陽性の
パイオニアツリーである。
根はゴボウ根であり、太い直根が地中深く伸びており、地表面近くには吸収根は
ほとんどない。砂礫がたまるような場所における生育に適しているものと思われる。
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葉は2回偶数羽状複葉。夜または酷暑になると、葉は垂れ下がり、向かいあう
小葉を閉じるように寄り添い、眠っているように見える(就寝運動)。
この様子から中国ではネムノキを「合歓(合歓木)」(ねむ)と呼ぶ。
夜、葉は合掌して眠りに入り、葉と交代するように花が咲く。

花は頭状花序になり、6~7月に開花する。両性化で日没前に開花する。
淡紅色のおしべが長く美しい。
果実は細長く扁平な豆果で、マメ科の面目躍如である。
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by cyril-aw11 | 2009-07-27 12:38 | 外構