いつも通勤に使っている駅の駅舎屋根には、3つほどツバメの巣がある。毎年春先~初夏にかけての風物詩として楽しみに観察しているが、今年もようやく全羽が無事に旅だったようだ。例年に比べるとだいぶ遅い。今年は一羽発育の遅い子がいて親ツバメたちも苦労していたようだが、ここのところ巣を見てもかわいらしい羽毛が一枚残っているのみ。「来年また来るね!」というアピールかな?親ツバメのお二人、お疲れ様でした。ツバメ親子を刺激しないようにと写真は撮れずじまい。よって、この写真は拾い物です。 うちの近所はこの駅に限らずスーパーや商店の軒先や、はたまたGSの屋根に設置されている防犯カメラを利用してまでツバメが巣作りをしているが、概ね好意的に扱われているようでうれしい。カサを利用した糞除けや、厚い板を利用しての巣台などが設置されている。日本では古くからツバメが営巣する家は縁起がいいと言われてきたが、そのような言い伝えの形を借りてこの小さな渡り鳥を慈しんできたのだろう。そんなツバメについて少し調べ物をしていたら、「ツバメQ&A」、「ツバメの巣作りは歓迎されているの?」というような興味深いサイトをいくつか発見。ツバメって偉いなあと感心しきり。 一方で、そんな小さな渡り鳥の親ツバメの足元にも及ばないのが人間のバカ親。すみません、ここから愚痴です。通勤時の新幹線車内はその特殊性から非常に静かであり、出勤前の貴重なひと時を睡眠時間の補給や、新聞や書類に目を通したりというようにみんなが思い思いにリラックスして過ごしているわけです。 そういう状況なだけに、今朝の親子4人連れのようなのは非常に目立つ。通勤時の新幹線自由席、しかも途中駅から乗り込んでくれば座れれば僥倖だろう。それを母親と席が離れたと泣きわめき(幼児じゃないのに!)、親切な人が席を代わってくれた後はコンビニのビニール袋をガサガサかき回しては何やら食い散らかし、我が家の居間のように大声で喋り倒す。驚いたことに両親は全く注意しない!自分が子供の頃は公共の場所で大声出そうなものなら、親父にすぐぶん殴られましたが…。 百歩譲ってこれからの旅行にワクワクしているとしても、昼間の行楽客でいっぱいの新幹線車内とは明らかに様子が違うのはわかるはずなのに、この空気の読めなささは何だろう?人間は図体ばかりでかくても、ツバメの親子に敵わないのが多いですね。
by cyril-aw11
| 2008-08-07 13:52
| 日常
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