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加湿器いろいろ

前回まで話題にしていた防湿とは正反対の話を。他のブログの皆さんのお話を伺うと、現代の高・高住宅における冬季の過乾燥はなかなか厄介な問題のようだ。木材には固有の調湿作用があるのである程度は許容されようが、季節によって乾湿の幅が大きいことは構造体にとって好ましいことではないだろう。

基本的に家内の乾燥は水蒸気が奪われることによって起こるので、連続暖房で一日の温度変化をなるべく少なくして室温を一定に保つ方が、間欠暖房で一度冷した家を暖めて急激にエネルギーを使うよりも抑制される。そう考えた場合、軽井沢のような寒冷地ではほとんどの方が床暖房や蓄熱暖房機などで連続暖房しているので有利に思えるが、そうは言ってもあくまで比較の話だし、薪ストーブや暖炉といった直火でガンガン暖める場合にはまた違ってくるのだろう。


f0158627_13203277.jpg今、人気が高いのがボネコ気化式加湿器。乾いた空気を回転するディスクを通して湿らせ加湿する気化式のため、部屋の乾燥度に応じて水分の放出量が変化して常に適度な湿度(40~50%)を保ち、過加湿を防ぐ。

電気代は強運転で約10円/日と経済的で約35畳まで拡散加湿できる上に、スチーム式(蒸気式)ではないから熱くならず、子供やペットにも安心だというのがその理由らしい。



f0158627_13204555.jpgしかしなるべく機械に頼らず自然の力で解決したい向きに最適なものを、ブログのお友達のピーコさんが教えて下さいました。宮地楽器という楽器屋さんが開発した「ミスティガーデン」がそれ(かな?)。

ピアノの調律を狂わさないエコな加湿器だ。使用法は簡単でフィルターを同梱のトレーに立て、水を注入する。

フィルターは5分程度で濡れた状態になり、気化が始まるというもの。このフィルター1つの加湿範囲は3畳ほどなので、より広範囲、強力な加湿には別売りの追加フィルターを連結し、花器やガラスのボウルなど好みの器に入れて使えばいいらしい。トレー付きのセットは3000円だし、追加フィルターは1700円だ。安い!

毛細管現象を利用した自然蒸発で騒音はなく、空気中の湿度に応じて蒸発スピードが自然に調整されるので低湿度は蒸発スピードが上がり、高湿度では蒸発スピードが下がる。自然の摂理に沿った蒸発なので、過加湿=結露が少なくなるという。即効性は恐らくないだろうが、う~ん素晴らしいシステムだ。

太陽光にせよ、このミスティガーデンにせよ、こうした自然のエネルギーや摂理の凄さには本当に感心してしまう。これを使わない手はないなと思わされる。
by cyril-aw11 | 2008-02-01 13:27 | 家造り全般
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