<   2008年 01月 ( 13 )   > この月の画像一覧

暖かな家 その3

昔の日本家屋は断熱などという概念がなく、徹底的に開放的に造ることで風通しを良くして湿気をためることのない、木材の強度維持にとって最適な環境を維持することに努めてきた。萱葺き屋根や土壁などがそのツールで、非常に優れた効果を発揮する反面、冬は非常に寒い。装甲をギリギリまで薄くすることで徹底的な軽量化を図り、その圧倒的な旋回性能とスピードを誇ったゼロ戦のようなものだ。日本にはこの手の二者択一を迫ることで、その構造を極限まで研ぎ澄ます美学があるように思う。

さて窓ガラスなどに出現する目に見える結露を表面結露と言うが、もっと性質が悪いのが壁の中や天井裏、床下など目に見えない部分に充填されたグラスウール系断熱材内で起こる内部結露である。先に見てきたように快適性を犠牲にして徹底的に開放するかつての家造りが不可能である以上、結露をを避けるにはその逆となる徹底的に防湿的に造って外部からの湿気を取り込まないようにすることしか選択肢はなくなってくる。もちろん充填断熱でもきちんとした施工によって内部結露対策をすればそれは回避でき得るし、コンセントやダウンライト周りの気密処理だってまた然りだ。

しかし外張り断熱は単純で容易に安全が担保できる。誰が施工しても確実な結果を出せるシンプルな構造の方が、フェイル・セーフの考え方からもいいように私には思える。また外からすっぽりと包み込んで断熱することで小屋裏や土間、地下室などすべての空間が室内また蓄熱体として利用でき、もし建築当初に金銭的にキツければ内装なしの未完成住宅としておいてもまったく問題がないというのもメリットだ。これらの利点は透湿性能の高いプラ系断熱材使用によるコストアップや、外にふけるといったデメリットを補ってまだ余りあるものだと私は考えている。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-31 13:04 | 家造り全般

貧困なる精神~想像力の欠如

コスタリカでアートという名の下での残虐な動物虐待が展示され、大きな波紋を呼んでいる。→ http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/outoftokyo/bn/ozaki_179/

これに強く抗議する国際的な署名運動がオンラインで行われているのでここに紹介するが、上のリンク先にあるように日本のアーティスト(とはとても呼べない低俗さだが)もネズミを虐待してアートと称しており、そこには何の差異もなく同次元であることも併せて指摘しておく。

以下、コピペです。↓↓
---------------------------------------------------------------
■請願にオンライン署名して下さい!
「Bienal Centroamericana Honduras 2008」という次の展示会に
そのアート(なんかではない)を展示させない為のボイコットです。
http://new.petitiononline.com/13031953/petition.html

署名の仕方!(ローマ字)

Name: (required) (名前)
Email Address: (required) (メールアドレス)
Ciudad / Localidad: (required) (町の名前)
País: (required) (国)

そして、「Preview your signature」にクリック!
次のページの「Approve Signature」にクリック!

宜しくお願いします。
---------------------------------------------------------------
署名はスパム対策でフリーメールを使った方が無難かもしれません。
「気にしないわ」という方はご自分のアドレスでお願いします。
署名を送信すると、
差出人 petitions@petitiononline.com (PetitionOnline)から署名を
受け取った旨の英語の内容のメールが届きます。
内容は 「陳情のあなたの署名を受理しました、そして、このメッセージに答える
必要は全くありません。 あなたのこの陳情の署名番号は384298です。」
こんな感じです。

どうぞ宜しくお願いします。
---------------------------------------------------------------
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-30 12:54 | etc.

暖かな家 その2

それでは木造住宅建築を考えた場合、外張り断熱(外断熱)と充填断熱(内断熱)のどちらが優れていると言えるのだろうか?答えを先に言えば、どちらとも言えないとなる。RC造の場合は躯体が蓄熱性を持つため外断熱の方が安定し、また鉄骨造の場合は鉄骨そのものが熱橋になってしまうためやはり外張り断熱が基本となる。その一方で木造の場合は木材がある程度の断熱性を持ち、且つ蓄熱しないので外張り断熱の方が有利とも言えないのだ。

しかし断熱という行為は対象をすっぽりと連続して包み込むことで完全な働きをするものであり、充填断熱のように柱で断熱層が分断されてしまうことは本来の考え方からすればイレギュラーなことだ。イレギュラーであるゆえ、断熱性は外張り断熱よりも劣る。また木造住宅の木部面積は外周全体の20%程度もあり、このため断熱の厚みもより大きくする必要性が出てくる。さらに気密層寸断の問題があり、コンセントやダウンライト周りの気密処理も煩雑となる。

ただこうした断熱や気密処理の問題はあくまでも施工業者側から見たものであり、現場の高い技術力があればクリアされ得るし、施主側からすれば断熱が内であろうと外であろうときちんと施工され、結果的に性能が出ていればどちらでもいい。とは言え、やはり工程はできるだけシンプルである方がいいと私は思う。外張り断熱は押出法ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォーム、フェノールフォームなど透湿性能の高いプラスチック系断熱材を文字通りに外張りするため、断熱材の中を水蒸気(湿気)が透過するのはごくわずかで内部結露の危険性が極めて低いからだ。

話は前後するが木造住宅の大敵は湿気であり、その最重要課題が防湿にあると言っても過言ではない。軽井沢という湿気の多い土地柄ではなおさらである。本来木という素材は乾燥させれば硬く頑強な上に調湿能力も併せ持ち、建築素材としてはRCや鉄と比べても非常に優れている。これは法隆寺などの建築物によっても実証されており、きちんとその能力を発揮できる環境にあれば1000年物なのである。

が、それには建てられた時点と同じ状態が維持される必要がある。昔の日本における建築には断熱という概念がなく、壁も床下も天井も徹底的に開放して風通しをよくすることによって湿気を家内にこもらせないようにしてきた。しかしこれでは冬に暖かな家は造れない。そこで断熱を取り入れることになってきたのだが、当然のことながら断熱すればするほど風通しは悪くなり、家は結露しやすくなっていく。

この項さらにつづく。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-28 13:38 | 家造り全般

イエティ スノーネット

f0158627_20103537.gifまだまだ寒い日が続き、寒冷地ではなくともまだ何回か積雪のありそうな今年の冬。冬タイヤに履き替えるのも面倒だし、お金もかかるという向きに是非購入を勧めたいのがコレ

タイヤサイズも豊富で大きめのRV車にも設定があり、装着も他のチェーンと比べて簡単。もちろんグリップ力も申し分ないので、冬タイヤ不要地域のドライバーは有事の時のために車に積んでおくと吉。別に回し者ではありません(笑)。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-26 20:12 |

暖かな家 その1

軽井沢から見れば温暖と言える地に購入した中古住宅に住んでいる我が家だが、山中に位置することもありやはり冬は寒い。今朝も外気温はマイナス5度を記録していたし、路面も凍結する。ある名の知れたハウスメーカーによって、前オーナーの数々のこだわりが形になった家らしいのだが、どんなにこだわりがあろうと形が面白かろうと、冬に寒い家はダメだと思う。

特に寒さに弱い連れ合いは猫を抱いたままサンラメラの前から動けないし、私だって暖められたリビングから風呂場に行ったりするのはかなりの思い切りがいる。だから自分が家を建てる時の大前提はとにかく冬暖かいこと。家中の温度が均一でヒートショックの心配がなく、外がどんなに寒くても家の中に入れば猫も人も快適に活動できる、シェルターの役割を果たせる家だ。人間は(猫も)いつまでも若く元気なわけではないので、これはバリアフリーという考えの上でも大切だと思う。

一般にバリアフリーというと家中の段差をなくすとか引き戸にするとか、手すりを付けたりを指すことが多い。もちろんそれも大切なことだが、もっと大きな意味でそれを捉えればやはりヒートショックをなくすことに最初に手をつけるべきだろう。トイレでの脳出血などを避けるために暖房便座にしている家庭は多いが、実はそこに座る以前の段階、つまり暖かな部屋からトイレに至る寒い廊下で倒れてしまう老人の方が多いのだ。だからこそ家中の温度を均一にするための装置として、私は外張り断熱による高気密・高断熱住宅を選択することにしている。

最近では「外断熱」という概念は一般化されてきており、「外断熱vs内断熱」論争も住宅雑誌やネット上でも盛んになっている。しかし本来「外断熱」および「内断熱」とはコンクリートという蓄熱部位がある場合に使われる断熱用語であり、RC造の建築物に使われるべきものだ。RC造の断熱を大きく分けると断熱材をコンクリート壁の内側に入れる「内断熱」と、外からすっぽりおおう「外断熱」になる。一方で木は蓄熱体にならないので、木造の建築物をこれに対応するように区別する場合は「外張り断熱」および、柱と柱の間に断熱材を詰める「充填断熱」と呼ぶことになる。

この項つづく。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-25 13:48 | 家造り全般

雪に思うこと

実は週末に軽井沢でロケハンをしてきた。なかなか「約束の地」には出会えないものの、アウトローギリギリにストライクゾーンをかすっている?というような土地がなくもなかった。これらを叩き台に自分の中で条件の順位付けなどをして、今後の土地探しに生かしていきたいと思う。

f0158627_13231070.jpgさて軽井沢は真冬日やそれに近い日が続き、裏道や日陰部分などに前回の雪がそこそこ残っていたし滞在中もちらちらと降ったりしたので、久々に雪道運転というものを思い出しながらドライブできた。別荘地は細い未舗装道路も多いので、今回はセカンドカーの4WDで現地入りしたのだ。

不動産屋さんにいろいろ案内してもらった後、空き時間に自らの運転で気になった土地を自走調査した次第。もともと軽井沢は大雪が降るところではないし、大きな道路には迅速に除雪が入るし凍結防止剤の散布もある。

よっぽどのドカ雪にならない限り、この車があればほとんどの土地は購入対象となると判断した。やはりこういうことは自分の車で、自ら運転してみないとわからない。


f0158627_13232728.jpg東京は予報が外れたようだが、山奥の私の生活圏まで帰るとそこそこの積雪。とは言えたかだか数センチなのだが、アップダウンのある山道には違いないので夏タイヤのままでチェーンも持たない車が登れず、降りれずで大渋滞。しかもハザードも点けず好き勝手に停めたり、渋滞の中で無理やり追い越しを試みる輩が続出で大混乱だった。

今朝の出勤時はその雪が凍結したことで、またも大渋滞。アイスバーンでツルツルになることは目に見えているのに、それでも夏タイヤの丸腰で山道を走ろうとするバカ(失礼!)が多いことに驚く。わずか数センチの積雪でこの始末。寒冷地における行政の対応やドライバーの技術とのあまりのギャップに帰宅早々辟易させられた。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-22 13:35 | 日常

家の構造体をどうするか その3

家造りとは高度なバランス・テクノロジーの集積と考えるべきだと思っている。95年の阪神・淡路大震災後、朝日新聞が検証もなしに「プレハブは地震に強かった」という記事を掲載したことで、あたかも木造(在来)建築が地震に弱いかのような印象が広まってしまった。しかしその後東大の阪本教授の指揮下で行われた木造住宅実大振動公開実験において、「2X4、プレハブと同程度の耐震性がある」との結論が出ていることはあまり知られていない。

これは133平米の2階建て、一隅に通し柱がなく、2階が1階と重なっていない、ごく普通の木造住宅を用意し、阪神・淡路大震災時の最大振動(水平最大加速818ガル、上下最大加速332ガル)を2日間で計8回与えるものだった。徐々にホールダウン金具を緩め、壁量や筋交いなどを減らし、内壁を半分にしたりとかなりの手抜き工事が行われたような状態を作り出したものの、それでも倒壊には至らなかったのだ。

実際、阪神・淡路大震災そして04年の新潟県中越大震災の際に倒壊したほとんどの木造家屋は、現行の建築基準法への改正以前に竣工した物や軟弱な地盤に建てられた物で、逆に言えば新耐震基準に沿って建てられた物はRC造やプレハブなどとまったく遜色がないのであった。しっかりとした地盤にバランスよく、程ほどの広さに部屋を作り壁と窓の配置と大きさに配慮することで、構造体を選ばずとも十分に地震に強い家造りはできるという価値ある実験結果だと思う。

確かにRCは強固な構造体ではあるが木造(在来)も大きな遜色はなく、不安があれば筋交いではなくダイライトやTIPなどで構造強化する手段も採れる。揺れによって頭が大きく振れることを防止するために、屋根材を重い瓦ではなくステンレス板などの軽くて耐久性の高い素材に変更することも有効だ(これには冬季の雪下ろしが不要になるメリットもある)。

また私の求める「約束の地」の「外から見ると、周りの環境を邪魔しない地味なかたまりで、門から一歩はいると、そこに秘密の森みたいな独自の空間がひろがっている庭。濃密な異次元の香り、いながらにしてどこにでもいける別世界。どこでもない自由なひろがり。ひとりになれる、誰にも邪魔されない静かで安らげる隠れ家」というイメージを叶えられる軽井沢の杜は総じてあまり強固でない地盤が多く、またそうした杜の中の隠れ家にやはりRC造の重厚な建築物はそぐわないだろう。

また最後に鉄骨という素材について、思うところを記しておく。最大のネックは熱伝導率だ。鉄のそれは木の3~400倍であり、これを構造体に選んだ場合には厳密な熱橋対策が必要となる。これは断熱方式を外張り断熱(後日詳しく触れる)にすることで解決されるが、しかし外壁を構造体に支持する金物があるために外壁から鉄の部分を完全に断熱するのが難しく、結露の不安がある。

この結露は家屋の強度を語る上で、最大の重要事である。というのも、先に述べた在来工法の高い耐震性は建てられた初期の強度がずっと維持されることが前提であるからで、当然乾燥された木は強さを発揮するが、湿ってカビたり腐ったりした木はもろく崩れやすい。これもまた後日詳述することになると思う。

また鉄は耐火性の点でもネックがある。一見強固に見える鉄だが、着火時点からの強度変化という点では大きく木に劣り、わずか4~500度でメルトダウンしていく。01年の9/11同時多発テロにおいて、NYのWTCビルが火災での熱によって解け落ちたのは記憶に新しい。

以上を総合して、私は自分のイメージする家に最も適する構造体は木であると結論付けた。
[PR]
by CYRIL-AW11 | 2008-01-18 13:00 | 家造り全般

東京オートサロン2008

連休を利用して、東京オートサロン2008に行ってきた。世界最大級のカスタムカーの展示会で、本来私は新車発表会風の東京モーターショーよりもこちらの方が好み。昨年はランエボ、インプレッサSTI、そしてGT-Rと日本の誇る3台のスポーツカーが新車で揃い踏みという、言わば惑星直列的な年であったため、そちらの方にも足を運んだが。
f0158627_1071454.jpg

さて、ショップが手を入れたカスタムカーが主役だけあって外国人の姿も多かった。やはりロブ・コーエン監督のワイルド・スピードシリーズのヒットにより、外国人に日本のカスタムカーが認知された効果は大きい。なんせランエボやインプSTIのような高い性能を持つスポーツカーが、わずか3~400万円台で買える国は日本だけなのだから。
f0158627_1091798.jpg

今回のオートサロンで目に付いたのも、やはり先に挙げた3台。昨年の冬市場に新車として登場したばかりで、また今年はこうした昨年ほどの目玉車を自動車各社が持っていないだけに、2008年はこの3台を各ショップがじっくりブラッシュ・アップしていく年になるのではないだろうか。
f0158627_1095840.jpg

新型ではないが、私が好きなショップGalleryのインプSTI。普段足を運べない新潟のショップなので、こうした機会に直接見られるのはうれしい。思わず会場直販価格で売っていたストリート・ブレーキパッドを買ってしまった(笑)。
f0158627_10102646.jpg

こちらはVARISのGDBワイドボディー。
f0158627_10125311.jpg

同じくVARISの新型ランエボ。シャープでワイルド。純正の正面から見た時の情けない印象がなくなった。
f0158627_10142815.jpg

そのランエボをHKSがチューンするとこの通り。
f0158627_1015592.jpg

さすがにMR2はなかったが、後継機種のMR-SをRECKLESSが出展。全長3,895mm→4,030mm、全幅1,695mm→1,800mmとワイドボディー化。GTウイングがよくマッチしていていい。残念ながらMR2への流用は不可だった。
f0158627_10184788.jpg
f0158627_1019983.jpg

[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-14 10:29 | 日常

家の構造体をどうするか その2

日本における住宅のほとんどは木造軸組工法(在来工法)で建てられている。しかしそうした家々も基礎はすべてRC製である。なぜなら耐久性が求められるからで、だったら基礎だけでなくそのすべてをRCで造る工法はもっと普及してもよさそうだ。それではなぜ公共の建造物やビル、もしくは一部の金持ちやマニア向けの建物にとどまっているのだろうか?

(1)価格が高く、(2)デザインの自由度が低く、(3)日本の風土になじみにくく、(4)重量による地盤への影響が大きい、といったところがそのネガティブイメージと考えられる。

(1)しかしスターハウスやRC-Zといった高効率壁式RC造システムの出現により、RC建築は決して一般の人には手が届かないものではなくなってきている。

(2)壁式RCという面で支える構造である以上、開口部の大きさや場所が制限されることは確かだが、これは木造であっても2X4や2X6といった木質プレハブ工法であればそのデメリットは同じである。

(3)国土を多くの森林で囲まれている日本の風土には木造が風景に溶け込みやすく、RCは冷たく無機質なイメージがあるが、都心部や住宅街ではこれはまったく説得力を持たない。また木のぬくもりや香りによる精神安定性は内装に使えば同様に得られるものであり、構造体を木にする理由にはならないだろう。

一時期、静岡大学の実験(木と鉄とコンクリートの箱に入れた結果、生存率が木>鉄>コンクリートとなったというもの)が話題に上り、木質ハウスメーカーによるRC造攻撃の材料に使われたこともあったが、これは的外れだ。断熱性に乏しい鉄やコンクリートによって体温を奪われて生存率が下がっただけの話で、正しい断熱の上で内装を施せば構造体が何であろうとその内部での生存率が変わるということはあり得ない。

(4)ただこうした耐久性に優れた重厚なRC造の建築物が、それに耐えられる地盤を選ぶものだということは間違いがない。

こう上げてくるとRC造はなかなかよさそうだが、それでも私は木造軸組工法を選ぶ。それは自分の住宅コンセプトに合致するからに他ならないのだが、それはまた次回に。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-10 13:50 | 家造り全般

家の構造体をどうするか その1

家造りの歩みは相変わらずカタツムリのそれで、もはやここが何のブログかよくわからなくなっている(笑)。そんな状況で何をかいわんやではあるが、私は密かに今年を勝負の年と捉えていて、何とか土地だけでも決めたいと思っている。

とは言えこればっかりは縁が支配する話なので、自分で努力できるのはあくまでも自分の「代理人」として買主サイドに立って動いてくれる不動産業者との信頼関係を構築することくらいだ。もっともこれが一番シンプル且つ大切な前提だと思っている。以前の記事で触れたように私には明確な土地へのこだわりがいくつかあるので、その基本路線だけは外さずに、信頼関係を築いた業者とともに「約束の地」を探していきたいと思っている。まずは厳冬期の現地視察に赴かなくては。

土地探しと平行して、上物の方の構想も練っておかねばならない。できれば土地の契約とあまりタイムラグなしで建築の方も始めたいからだ。軽井沢という土地柄、冬季には限定されてしまう作業もあり、そうしたスケジュール面からも住宅ローンの面からも、土地が決まってからどれにしようかな・・・というのは好ましくない。勉強は進めておくに越したことはないのだ。

さて、今後このブログでは様々な家造りの材料が私のメモ代わりに記されていくことになるが、それはあくまでも私個人の見解や選択であって、必ずしもそれが正しいと言っているわけではないことをあらかじめお断りしておきたい。自分の家造りの勉強ノートのような感覚で進めていきたいと思っている。

まず家の根幹を成す構造体を、木にするか鉄にするかRCにするか。耐久性、耐震性、遮音性、蓄熱性、耐火性といった構造体に求められる基本的な要求を最も満たし得る素材、その答えは迷うことなくRCだ。財務省が定めた減価償却期間を見ると、住宅用の木造建築の法定耐用年数は22年、鉄骨が34年、RCが47年となっている。もちろんこの数値はあくまでも法定耐用年数で実際に何年もつのかを示すものではないが、国もRC造が木造の倍以上の耐久性を持つと考えているということの証左にはなる。

言うまでもなく日本は地震大国であり、それに伴う火災面を含めてもRCの頑強な構造は頭一つ抜けているし、居住の快適性に不可欠な遮音や蓄熱面でもRCの持つ特性は最も生かされることだろう。しかしそれではなぜ、日本における住宅のほとんどはその優れたRC造ではなく木造なのか?また、私が選んだ構造体もRCではなく木である。なぜか?その辺りは次回。
[PR]
by cyril-aw11 | 2008-01-08 13:51 | 家造り全般