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クレジットカード狂想曲

f0158627_13153610.jpg三井住友カードから案内が届いた。主にGSでの給油に使うスピードパスやETCカードなど、車関係の決済カードにしているANAカードのマイレージ移行に関する書類だ。一度このマイレージ移行サービスに登録しておくと、付帯しているVISAカードで稼いだポイントが毎月自動的

に「ANAマイレージクラブ」のマイレージへ移行される。1ポイント=10マイル。現在は2100円/年の移行手数料がチャージされているのだが(これだって十分ボッタクリだ)、来年4月以降は今まで通りの1ポイント=10マイルのレートを維持したいなら6300円/年に値上げされ、1ポイント=5マイルの悪いレートで我慢するなら手数料は無料にしてやるよ、ということらしい。

今だってこの移行手数料の他に、同額のカード年会費がかかっている。どこで買い物しても顧客囲い込みのため、年会費無料のクレジット機能付き会員カードに勧誘されるご時世にこの殿様商売ぶりは何だ!なるべくクレジットカードを増やしたくないから全部断ってきたが、こうなったらふざけたカードは解約して乗り換えを模索だ。

条件は、
(1)年会費無料
(2)ETCカードの設定がある
(3)自分がよく使う店のポイントとして使える
の3点だ。
すると絞り込まれたのは2つとなった。


f0158627_13155974.jpgまず、楽天カード
(1)と(2)はもちろんクリア。
(3)についても、普段から楽天ネットショッピングのヘビーユーザーである自分にはピッタリ。1ポイント=1円の高い還元率と、楽天市場での買い物ではいつでもポイント2倍というのは非常に魅力的だ。



f0158627_13311555.jpg次に、ビックカメラSuicaカード
(1)は年会費500円だが初年度は無料だし、2年目以降も前年にクレジットのご利用がある場合は無料になるからクリア。(2)もOK。


(3)についてはビックカメラでの買い物はもちろん、JR東日本のVIEW+Suicaカードでもあるので、きっぷや定期券、Suicaへの入金(チャージ)、びゅう国内旅行商品の購入ではVIEWプラスで通常の3倍、1,000円につき6ポイント(15円相当分)が貯まるシステム。貯まったポイントはサンクスチャージかビックポイントと交換できるし、何よりJR・首都圏の私鉄・地下鉄・バスにも乗れ、オートチャージやモバイルSuicaにも登録可能。機能的にはこちらの方が上だろう。

というわけでオールインワンの機動力ではビックカメラSuicaカード。でも普段利用するのは楽天の方が圧倒的に多い。さて、どちらが自分向きだろうか。
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by cyril-aw11 | 2007-12-27 13:37 | 日常

宴のあと

f0158627_2058870.jpg今上天皇陛下のお誕生日のおかげで、日本でもクリスマス休暇が結構長く取れるようになった。

そのせいもあって、一体いつが本番のクリスマスだか日付の感覚がなくなっていたのだが、今日ランチに行ったビルで巨大なツリーの取り外し作業が行われているのを見かけた。

アメリカでは感謝祭が終わると同時に、街のモードが感謝祭からクリスマスに切り替わる。ツリーやデコレーションが施されて一ヶ月、ようやく宴も終わりだ。明日には代わりに門松が設置されていることだろう。

年々、一年が早く過ぎていく。


ゆずはエリザベスカラーを外されて晴れて自由の身になっても、相変わらずサンラメラの虜だ(笑)。今日帰ってきた時なんか、金属性ガードのわずか5センチぐらいのところにくっついていた。気に入るにも程がある。
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by cyril-aw11 | 2007-12-26 21:15 | 日常

女王陛下、釈放!

女王陛下のご容態続報。

エリザベスカラーは相当に動きづらいらしく、ほとんど固まって寝てばかりいるようになっってしまった。食欲はあるので食事の時はカラーを外して食べさせるのだが、隙を見ては患部を舐める→叱ってまた装着→トイレに行こうとしない→外してトイレに入れる→しないで出てきて、また舐める→叱ってまた装着・・・。この不毛なラリーは双方にとって大きなストレスだ。さすがは陛下、使用人(私)ごときの言うことは絶対に聞かない。

ネットで調べてみるとこの猫の舐め癖、結構多いらしい。特にメス。原因は様々で不妊手術後に患部を舐めたり、膀胱炎にかかっていて本能的におしっこを出そうと舐める場合や、ノミやシラミなどの寄生や何らかの形の皮膚炎の場合、そしてストレスなど心因性の場合などがある。

そして舐めないようにエリザベスカラーを装着した際に、やはりうまく動けないストレスなどからトイレが遠くなる例もあるらしい。毛が生えそろうまでカラーを装着しているわけにもいかなそうなので、嫌がる陛下を車にお乗せして病院に行ってきた。前回初めてかかって、陛下の侍医に任命された例の先生のところだ。

侍医の見立てによれば、最初にできた原因不明の小さな炎症を繰り返し舐めたことによって患部が拡がったと考えられるが、外的な要因は見当たらず、やはり心因性のものと拝察される。中途半端に毛があると患部を舐める時に付着する口内の細菌がたまり、培養される恐れがあるということで、周囲の毛を剃ってヨードチンキを塗って消毒してもらった。オロナインは別に悪くはないが、軟膏はべたつくので余計に気になって舐めを促進してしまう恐れがあるから塗らない方がいいとのことだ。

トイレに関しては、やはりカラーがストレスになっているのが原因ではないかと。昨日からおしっこもうんちもしていないとはいえ、吐き戻したりしていなければ心配はなく、食欲もあるのだからカラーを外して自由にさせれば自力でするはずですよと。とりあえずおしっこは先生がおなかを刺激して出してくれて、うんちもトライしてくれたがこちらはダメだった。自力でしてもらおう。

炎症を抑えるものと、かゆみ止めの2本、注射をしてもらった。プラス飲み薬を処方。かゆみが止まり、炎症が治ってくれば舐めるのもやめるはず。それまでは舐めるならそれはそれで仕方ないから、自由にさせてあげましょうとあくまでもネコ目線の先生だった。ほら、侍医の言う通りだとばかりに陛下が私を一瞥したことは言うまでもない。ちなみに、楽天で発見した少しはマシそうなエリザベスカラーはコレ

帰って一息つくと、見晴るかす富士。陛下にもお通じがあり、ヤレヤレだ。
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by cyril-aw11 | 2007-12-25 12:50 |

ご難続きの女王陛下

昨夜はクリスマスイブイブということで、まったく宗教色の薄い我が家もスパークリングワインなぞ。ドメーヌ・シャンドン・ブリュット・クラシック。

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あの「ドン・ペリニヨン」を製造しているモエ・シャンドンの別レーベルブランドと言うべきか。モエ・シャンドンがカリフォルニア・ナパヴァレーに設立したワイナリーで製造販売しているのがこの「ドメーヌ・シャンドン」シリーズ。レーベルは違うものの製法はシャンパンと同じ瓶内2次発酵によるもので、モエが長年にわたって培ってきたシャンパン製法によって造られている。

本場フランス・シャンパーニュ地方産のブドウでは無いため、もちろん「シャンパン」と名乗ることは出来ないが、辛口でフルーティーな味は申し分ない上に価格は「モエ・シャンドン・ブリュット」の2/3。広島の知人に送ってもらった生牡蠣と一緒に、しこたま堪能。

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しかしふと牡蠣を探索中のゆず女王陛下を抱き上げてみると、下腹部の10円ハゲ部の皮膚が少しただれていて真っ赤。実は先日のビニール誤飲事件で病院に連れて行ったのがストレスになったらしく、その後心因性と見られる10円ハゲが下腹部にできていたのだ。そのうち生えそろうだろうと思っていたのだが、どうやら本人も気になるらしく、暇さえあればそこを舐めていたらしい。あのザラザラの舌で始終舐めていれば下手すれば穿孔してしまうだろう。

かといってまた病院に連れて行かれるのも嫌だろうから、近くのペットショップでエリザベスカラーを買ってきて装着。消毒してオロナインを塗っている。どうせ猫用の薬というのはほとんど人間用を流用していたり、薄めていたりするのだから構わないだろう。

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さすがの女王陛下も未体験のカラーにドギマギ。ひく~い姿勢で、後ろへ後ろへ後ずさりしている。さっき見たら患部は少しかさぶたになりかかっていたからもう一息だ。いつものコタツにも入りづらいのか、もっぱらサンラメラの前にいる。災い転じて・・・ではないが、これでようやく陛下もサンラメラの軍門に下った(笑)。

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うまく動けないゆずのために簡易ベッドを作成したのだが、ふと見ると全然関係のないキジがご満悦で丸くなっていた。本当にのんきな奴だ(笑)。

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by cyril-aw11 | 2007-12-24 13:06 |

ある日、マクドナルドで。

f0158627_14514075.jpg突然ですが、みなさんはマクドナルドに行きますか?私はめったに行きません。

ただ割と厳しい家庭に育ったせいか、子供の頃は食べたくて食べたくて・・・。親がどこかに食事に連れて行ってくれるというと、マックをリクエストしてあきれられたものです。まあ安いけど脂っこいし、しょっぱいしで成長とともにだんだん足が遠のきました。

が、諸般の事情で行かねばならぬ時もある。で、さっきランチに行ってきました。オーダーはメガたまごセット。パテ3枚に目玉焼きが挟まれており、フレンチフライMとドリンクMがその内容。感想は・・・脂っこくて、しょっぱかった・・・。三つ子の魂百までで、食べ物を残すことには相当抵抗があるのですが、ダメでした。まあオッサン、年を考えな!ということでしょう。

しかし普段行かない店というのは、利用する年齢層や客層も違うわけでマン・ウォッチングにはもってこいです。私の隣の席では中年のサラリーマンが何やらノートPCのキーボードを叩いていて、斜め前にはヨン様の国から観光に来た若い6人組の女の子たち。

電車内など公衆の面前で化粧をする若い女性のマナー問題が取りざたされて久しいですが、それが日本だけの問題ではないことを知りました。ひとしきり食べて騒いで一段落した後、彼女たちはいっせいに鏡を見ながらグロスを塗りだしたのです。こういうのは日本人のモラルの低下云々の話じゃないんだねえ、儒教の国の女の子たちだって同じなんだねえとボンヤリ思った次第です。

その後入ってきたのはピカピカのブランドバッグを持ち、目の覚めるような金髪に染め上げた髪を頭上にくるくるとねじり上げ、ものすごく長い真っ白なコートを着たキャバ嬢らしき女と、アリ・G風情でやたら上体を揺らしながら歩く男。冬なのに松崎しげる並みに真っ黒。本当にこういうコントみたいな取り合わせの男女っているんだ~と半ば感心。

私の正面の席にどっかりと荷物を置いてオーダーに向かい、戻ってきたその手にはテイクアウト用にしっかり梱包された商品が。どうするのか見ていると、せっかく包まれたものを全部破り、取り出して食べている。そしてまだ足りないとばかりに、大量のペーパーナプキンを持ってきては浪費を繰り返している。エコとかもったいないなんて糞食らえだYO!ふと隣を見ると、中年サラリーマンが手を休めて呆然とその様子を眺めていた。

今日も日本は平和だYO!
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by cyril-aw11 | 2007-12-21 15:03 | 日常

長寿、男性は長野県

出勤前にニュースを見ていたら、厚生労働省の調査で最も長生きの都道府県は、男性が長野の79.84歳、女性が沖縄の86.88歳という結果だったと報じていた。なんでも都道府県別の生命表(というらしい)は1965年から5年ごとに作られ、今回(05年調査)が9度目とのことで、男性の長野は90年から4回連続、女性の沖縄は75年から7回連続でトップだそうだ。長野県の男性が長寿だというデータはこれから移住を企む者としてはうれしい限りだが、女性トップの沖縄とあまりに環境が違いすぎて分かりづらくもある。

一般的には温暖でゆったりとしていてストレスがなさそうなところの方が長生きしそうなわけで、その観点からすると沖縄は納得がいく。長野は自然豊かでゆったりと暮らすには申し分ないが、いかんせん寒い。古い家ではヒートショックも起こるだろうし、長寿のイメージに重なりづらいのだ。
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ただ男性の長寿のトップ5は長野以下、福井、奈良、熊本、神奈川で、女性の方は沖縄以下、福井、長野、熊本、島根となり、必ずしも南国であることと関係がないようだ。それどころか男女とも長野、福井という北信越の寒い両県の健闘ぶりが目立つ。図表を見れば明らかで、78歳以上の長寿地域は本州の真ん中辺りに集まり、その次に長寿の黄色い地域もどちらかといえば寒い地域が多い。逆に温暖な四国・九州は全般に振るわない結果である。

少し前に見たアメリカの資料では男女合わせての平均値だが、トップのハワイ州以下、ミネソタ、コネチカット、ノースダコタ、バーモントがトップ5となっていた。こちらもトップのハワイ州はイメージ通りだが、それ以外はどちらかといえば寒い地域が並ぶ。図表では男女別に平均寿命の分布が出ているが、ほぼ男女で大きく異なることなく同じ傾向を示しており、やはり日本の結果と似ている。

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う~む、老後は温暖な地でのんびりというのはイメージ先行で、実は四季がしっかりしていて冬には厳しい寒さに直面するような地の方が、人も呆けずに鍛えられて長生きできるということなんだろうか。まあ暖かろうと寒かろうと、豊かな自然の懐に抱かれてストレスなく過ごせることこそ、人にとって幸せだということに変わりはないはずだけど。
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by cyril-aw11 | 2007-12-18 13:23 | 軽井沢

その後のサンラメラ

f0158627_13144490.jpg最初は胡散臭そうに遠目からサンラメラを眺めるだけの猫たちだったが、昨日からまずキジが軍門に下る(笑)。

設置後すぐから興味は持ちサンラメラに近づくものの、強力な遠赤外線の威力に目を細めては遠ざかっていた。しかしホンワカとした暖かさの魅力に抗えず、ついに私が仕掛けたお休み処にどっかり。もう動きません(笑)。

説明書を読んでいてなるほどと思ったのは、「遠赤外線に色はありません。だから赤くなる遠赤外線暖房器具はおかしいのです」というもの。そうだよな~、赤いから赤外線っていうわけじゃないよな~。コタツの中の赤さは、きっとガラスとかフィルムの色なんだろう。


それから遠赤外線は鉄やガラスなどは反射し、人体や壁、カーテンなどの布に直接浸透して暖める。だから本体前面に付いている金属性のガードは、決して熱くならないので触っても大丈夫なのだ。できればフローリングのままより、カーペットなどを敷くと効果倍増らしい。こんな感じで部屋の空気ではなく、壁全体を暖めるため何とも言えない快適な温もりだ。寝る時にいつも冷たかった布団が、なんとなくふんわりしていたのにも驚いた。一応キャンパのパネルヒーターだって、遠赤外線を謳っていたのに。

週末の2日間は最初だからと24時間つけっぱなしにしていたが、今日からは市販のデジタルタイマーで運転管理している。様子を見ながら調節していこう。それにしても我が家の女王陛下は未だにサンラメラの軍門に下らず、定位置のご自分のコタツに鎮座していらっしゃる。疑い深い奴め(笑)。
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by cyril-aw11 | 2007-12-17 13:23 | 日常

サンラメラのインプレ

f0158627_20124541.jpg先日紹介した「サンラメラ」が届き、本日より我が家で稼動を開始した。大は小を兼ねるので、1200Wタイプ2台購入。リビングと寝室に1台ずつだ。とりあえずは遠赤外線の輻射熱で室内の壁を暖めてしまおうということで、1200Wのフルパワー(600、900、1200Wの3段階にパワーを調節可能)でつけっ放しにしている。

う~ん、とにかく暖かい。まさに体の芯からポカポカしてくる、品のいい暖かさだ。サンラメラ設置場所近くの座椅子に座ってテレビを見ていたら、頬が火照ってくるのを感じたほど。しかし公平性を期すために書けば、極めて冷え性の連れ合いには少し物足りないらしい。サンラメラの正面にいるといいのだが、離れると少し寒いとのこと。


f0158627_208522.jpg連れ合いには温風がダイレクトに吹き付けてくるガスファンヒーターの方が、暖められているという実感があるらしい。ただこれは今までずっと使っていた物との感覚的な違いであって、輻射熱で家全体がもっと暖められてくれば解消されることだと思っている。実際、私は十分に暖かいと感じているし、何より空気が無理矢理攪拌されている嫌な感じがないのがいい。

あとはコスト面だが、もともとプロパンガス代も高かったし、市販のデジタルタイマーで運転時間を管理することでうまくやっていけると思う。床暖房やパネルヒーターをメイン暖房にしている家なら、これをサブに使えば申し分のない室内環境が実現できるだろう。今年の冬は憂鬱に過ごさなくても済みそうだ。
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by cyril-aw11 | 2007-12-15 20:18 | 日常

ヒヨコの猫またぎ

f0158627_13231425.jpg群ようこさんは私の好きな作家の一人だ。失礼なことに彼女の本業である小説の方は読んだことがないのだが(以前触れた詩人の銀色夏生さんの詩を読んだこともないし、本当に失礼だ)、群さんのエッセイは本当に面白い。タレントぞろいの周囲の人たちとの日常を飾り立てることなく、自然体で面白おかしく綴っている。何より興味深いのは群さんの飼い猫「しいちゃん」と、お隣の友人の飼い猫「ビーちゃん」が頻繁に登場することだ。

「しいちゃん」がまだ若いのに対し、「ビーちゃん」はもう16歳。いろいろと体にもガタが出てきている。短編エッセイ集の「ヒヨコの猫またぎ」だが、その中の一編に考えさせられるものがあった。それは「ビーちゃん」を通して、老いていく動物の介護という問題に触れていた(幸いなことにまだ「ビーちゃん」には必要ないのだけれど)。ちょうどピーコさんのブログでもこの問題に少し触れられていたので、私にはタイムリーな感があった。

群さんの書かれていることと、生まれた時から家に猫がいた私の体験はほぼ重なっていると思う。昔は「犬畜生」に専用のエサを与えることなどなく(もちろんグルメな犬猫用の物などなかった!)、犬猫はみんな「猫マンマ」やダシを取った煮干の出し殻などを当然のように食べていたし、町には獣医さんがいたが、病気の犬や猫を病院に連れて行くという行為は一般的なものではなかった。

飼い猫がなんとなく元気がないなあと思っていると、そのうちご飯も食べず、外にも出かけず寝ているのが目に付くようになり、いつの間にか姿が見えなくなってしまう。そういうことを何度も経験してきた私の祖母は、「死に場所を探しに行ったんだよ。猫は死ぬところを決して人には見せないんだよ」とよく言っていた。子供としては納得できないし、そのうちきっと帰ってくることを信じて待っているのだが、だんだんと心の傷は癒えてくる。そうしているうちに、また新しい猫と出会うのだ。つながれている犬は別として、猫とはそうやって暮らしていたからまさに私にとって猫は「いる」か「いない」かのどちらかであり、その死を看取ったことは一度もない。完全室内飼いは私が独立して初めて出会ったキジと、その後迎えたゆずの2匹だけである。

昔は猫は自由に外に出かけていくのが当たり前だったが、庭のないマンションが立ち並び、仮に庭があっても交通事情や近所づきあいなどの面から外に出すのが困難になってしまった。こうして猫にとっては自分の死に場所も自分で見つけられず、自分で選ぶ自然死というのがなくなってしまい、気の毒な状況ではある。だが、そのかわりに安全な室内でおいしい物を食べられるようになり、長生きができるようになった。

と同時に、外に出なくなった猫には不慮の事故や自然死がなくなり、飼い主は介護や死という問題と直面するようになったのだ。かけがえのない家族を介護したり、その死を看取ったりするのは当然のことで、必要があれば現在の職を辞してでもやり遂げるつもりだが、どんなに辛いかは今から想像を絶する。「ペットロス」という言葉はよく聞くが、それはまさに自分自身をも失うことかもしれない。
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by cyril-aw11 | 2007-12-14 13:47 |

殿、にらみ合いに応ぜず!

f0158627_14512772.jpg今朝も出勤途中に殿のお姿が。いつもの定位置からずれた階段下にいらっしゃったのだが、車道ギリギリのラインがお好きなのは相変わらず。

が、何やら気配を感じてそ~っと視線を階段上に移してみると、そこには殿と同じくらい立派な体格で、なおかつ同じような柄のブチ猫さんが!ブチ猫さんは仁王立ちで階段下の殿をにらみ付けているのだが、殿は視線を合わせることもなく知らんぷりでお休みになられている。

「殿、ずいぶん威勢のいいのがにらんでますよ。毎度申し訳ありませんが一枚よろしいでしょうか?」と尋ねると、こちらに一瞥もくれずに「はよう撮れ」。「ははー、有り難き幸せ」と急いで撮ったのが、この一枚なのでした。
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by cyril-aw11 | 2007-12-12 15:00 |