カテゴリ:自然・環境( 31 )

東日本大震災

心配して連絡をくれた多くの友人知人のみんな、ありがとう。
幸運なことに我が家はみんな無事に暮らせています。
ただ、それはホンの偶然なんだと思っています。

地震大国の沿岸に54基もの原発が乱立している事実。
そしてその危険性の上に危ういバランスで成り立っている生活。
まさに砂上の楼閣。

私自身、それを認識しながら見て見ぬ振りをしてきました。
高く広く長い視点で考え直さなければならない時期に来ています。

TVでは、まるで戦時中のような映像が繰り返し流されています。

自身の危険を顧みずに救出活動をされている自衛隊員の方々には
本当に頭が下がりますし、オバマ大統領の「友人の窮地にはどんな
ことでも、喜んで手を差し伸べる」という暖かい言葉には思わず涙が
こぼれました。

ありがとう。
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by cyril-aw11 | 2011-03-13 11:08 | 自然・環境

ある勇者からの手紙

富山県にどんぐりを送っていただいた皆様へ

 全国の多数の皆さんからドングリ、柿、りんごなどを送っていただき、本当にありがとうございました。送っていただいたどのパッケージを開いても、皆さんの熊を思いやる優しい気持ちが感じられ、一粒のドングリも無駄にしないように、そして熊に届くように、10月から12月の間に4トン以上のドングリや果物を富山の山に運ばせていただいています。

 50ヶ所以上の場所に置きましたが、多くの場所で熊が食べた痕跡がありました。最初は、1ヶ所につき20キロから25キロのドングリを置きましたが、食べてある場所は、一粒のドングリも残さず食べてあります。そのような場所では、熊が地面を掘り返してまで、残りを探していたのか、小さなくぼみが出来ています。ある場所では、最初見た熊の糞は、明らかに草のようなものしか食べていなかったのか、草色のやわらかそうな糞でしたが、栗やドングリの皮が糞に混ざるようになると、ようやく黒く硬そうな糞になっていました。また、熊森協会のホームページで紹介していただいた写真にありますように、子熊の小さな糞も柿やドングリを食べたであろう痕跡があります。本当にドングリ運びをしてよかったと実感しています。

 同じ県内でも地域によって状況は違うと思いますが、今年の山は熊にとって本当に食べるものが少ないと感じます。これでは、熊も食べ物を求めて、下界に降りてくるか、より上の方に登るしかなかったと思います。
 実際、本来熊を見かけることがない高い山でも、熊を見かけたと聞きました。富山県の70%近くは森林地帯です。近いところで富山市の街中から、車で15分足らずで、熊の巣穴を見つけることが出来る場所に行けます。よく山里地区に暮らす人たちから、かつて奥山近くにあった集落等は、集落の周りに柿や栗の木を植え、山のドングリ等が凶作の年は、熊に自由に食べさせていたと聞きます。日本の熊は、決して人間や家畜を襲うために出て来るわけではないのです。

 また、熊の頭数が増えたからであるとか、よりおいしい物の味を知り、下界に降りてくる等といったことはありません。山では、熊の食料となる昆虫も激減していると聞きます。
 先日も、子熊のために、きれいな沢にいる小さなサワガニを探している親熊を射殺した話を聞きました。子熊に食べさせるためか、大きな沢の石を両手でしっかり起こしていたそうです。射殺されて死んでもその石を離さなかったそうです。また、猟師から、まるまると太った子熊とがりがりに痩せた母熊をよく見るといったことを聞きました。春には、熊の巣穴から、子熊だけが出てくる中では痩せた母熊が死んでいることもあると聞きました。母熊は、子熊に食べさせようと必死に食料を探します。
 害を与えない熊をただ恐怖の対象だから殺すことは人のやることではありません。今年、公表では富山県において150頭以上の熊を捕殺したと出ていますが、猟師等からは、300頭以上を殺していると聞きます。実際、ドングリ運びの帰り道で熊を射殺した跡を目撃しました。また、11月15日の狩猟解禁前でも、山の中で密猟者と出会いました。環境省から、熊の食料となる物を里山では取り除くように指導がなされていると聞きました。あまりに現状に無知であり、これでは環境省ではなく、環境破壊省と名前を変えた方がよいのではないでしょうか。
 英語に環境を表す言葉として、FAUNA and FLOURA(ファウナ アンド フロウラ)がありますが、環境を形成するものとして、ファウナ(動物)とフロウラ(植物)があり、本来、環境省の役割は、地域の環境を形成している動物や植物を守ることではないかと考えます。なによりも環境省は、生命への畏敬、自然に対する畏敬の念に基づいて施策を進めることが大切だと思います。

 また、今回のドングリ運びで、多くの里山、ウチ山などを回りましたが、山が本当に壊されていると感じました。何のための林道なのか理解に苦しむような無駄を感じさせる立派な林道が作られていたり、建設中であったりしました。林道の近くには、古い巣穴があるのも見ました。富山県の人口林率は公表では、19%と聞いていますが、杉の自然増殖はもっとあるのではないかと感じます。いまだに政府の林業政策のミスが改善されていないだけではなく、無駄な林道建設が進められているのではないかと思います。決して、開発を否定するわけではありませんが、もっと自然環境に配慮した開発がなされるべきではないかと考えます。山の自然環境の崩壊は、単なる気象変動だけではなく、人間によるところが大きいと思います。ますます、熊、カモシカや多くの山の動物や植物の環境が、破壊されています。このような事態を改善するには、時間がかかると思います。

 しかし、熊や山の動物は、今も生きているのです。食料がなく必死で生きようとする熊を助けようとすることは、人として当たり前のことだと思います。下界に食料を求めて必死に降りてきた熊を、追い詰め、簡単に殺してしまうことは大きな間違いです。なによりも、人としての優しさが、すべての問題を解決していく上での前提条件ではないでしょうか。

 最後になりますが、あらためて皆さんの優しい心に感謝いたします。

 2010年12月
 富山県富山市 O
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by cyril-aw11 | 2010-12-31 01:10 | 自然・環境

EARTH HOUR 2010

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世界中の人々が同じ日・同じ時刻に電気を消すことで、「地球温暖化を止めたい!」という
思いをひとつにする国際的なイベント、それが「EARTH HOUR(アース・アワー)」です。

2007年にオーストラリアのシドニーで始まったこのイベントは、2009年には88カ国・4千都市
の2万企業・10億人が参加し、今ではWWFネットワークによる世界規模のキャンペーンに
なりました。

折りしもドーハで開催されていたワシントン条約締約国会議において、マスコミで過熱報道
された大西洋・地中海のクロマグロ禁輸だけではなく、ニシネズミザメやアフリカゾウの規制
など今会議の主要規制提案はすべて否決されました。

クロマグロを思う存分に獲りたいがために、禁輸反対票への見返りとしてアフリカゾウ輸出
規制などに反対した日本。それが先進国として恥じない行為だったのか、我々ひとりひとり
がよく考えてみる必要があると思います。

食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べ、
使いたいときに使いたいものを使いたいだけ使う。
それで持続可能な成長ができるのかどうかは明らかですね。

温暖化に追いつめられる生きものたちのために。
異常気象や海面上昇に怯える人々のために。
そして緑の地球と、全ての子供たちのために。

2010年は明日、3月27日の午後8時30分から9時30分まで、さまざまな国の人たちが
参加して行われる「EARTH HOUR(アース・アワー)」。

自分自身の生き方を見つめ直すきっかけにしてみませんか?
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by cyril-aw11 | 2010-03-26 12:34 | 自然・環境

八ヶ岳倶楽部の春

色々と煮詰まった時は八ヶ岳倶楽部へ!
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冬晴れの空の下、凛と立つ白樺の木を見上げながら枕木の小路を歩き、
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いつも変わらず気さくに声をかけて下さる柳生翁の笑顔を見ると本当に元気になります。
私にとって翁はクリント・イーストウッドと並んで生涯のスーパースターなのです。
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3月の強い日差しを浴び、八ヶ岳の木々も芽吹きのカウントダウン開始です。
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by cyril-aw11 | 2010-03-16 12:20 | 自然・環境

オーガニックガーデンのすすめ

信毎のくらし欄で連載されていた曳地トシさんの「オーガニックガーデンのすすめ」が終了してしまいました。毎週読むのを楽しみにしていたので、とても残念です。

トシさんは旦那さんと二人だけで「ひきちガーデンサービス」を営まれている、個人庭専門の植木屋さん。夫婦二人だけでという点、そして個人庭専門という点がすでに私のストライクゾーンど真ん中なのだけど、さらに農薬や化学肥料を一切使わないオーガニックでの庭造りというこだわりがすごくうれしいのです。トシさんは日常での農薬や化学製品の氾濫が人間の体はもちろん、自然界全体に悪影響を与え続けていることを危惧し、気づかないまま私たち自身が被害者にも加害者にもなり得るのだということを警告してくれています。

虫を見つけたら殺虫剤を取り出すのではなく、循環する庭になってきたのだと喜ぼう。虫や鳥が来てくれる庭を目指そう。遠くから持ってきたものではなく、なるべく地域の在来種を植栽しよう。そして有機的なつながりを断ち切る農薬や化学肥料を使わずに、自然の掟に期待する循環する庭を造ろう!すべての言葉がキラキラと輝いていて、自分の目指す雑木林造りの道を照らしてくれているようでした。それらは私の心の師である柳生翁の理念とも完全に一致しています(翁は風と光が通る雑木林造りを進めれば、自然と林床には土着の花が芽吹くので植栽は必要ないとまで言われています)。

トシさんがご夫婦で主宰されている「日本オーガニック・ガーデン協会(JOGA)」は、その理念をこう表しています。

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みなさんは、園芸をたんなる趣味だと思っていませんか?庭は個人的な場所で、環境保護とは無関係と思っていませんか?
でも、想像してみてください。
日本中の庭で、化学農薬や化学肥料の使用をやめ、一人ひとりが1本の木を植えれば、何百万本にもなり、それは大きな森に匹敵します。そう──私たちは庭から、自然の恵みについて、多くのことを学ぶことができます。
庭という小さな空間は点のように思えるかもしれませんが、一人ひとりが生活空間をオーガニックな環境にしていくことで、点は線になり、面になります。自然の仕組み(生態系)を知ることによって、身のまわりの環境を安全・安心・健康なものにしていくことができるのです。
JOGAでは、従来の庭の考え方から、地球とつながる身近な環境保護の場としての庭へと、価値観をシフトしていくための活動を行っています。
庭、街路樹、公園、集合住宅の共同緑地や校庭など、「身近な緑」を自然と共生する庭へ!
自分の足元である庭から──すべては始まります。
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そう、すべての庭は森へとつながる扉です。友人の「森の扉」さん、さすが慧眼のネーミングだといつも敬服しています。
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by cyril-aw11 | 2010-01-22 15:51 | 自然・環境

森のラブレターII

以前このblogでも紹介したTBSで放映された「森のラブレター」。
その第2弾となる「森のラブレターII」が9日の土曜日に放映されました。

内容については番組中、中井貴一の朗読とともに倉本聰の自筆によって画面に映し出された「裏山」という詩が、そのすべてを端的に表現していたように思います。私は胸が痛くなり、最後まで画面を正視することができませんでした。

コンクリートダムが山の保水力を高めるどころか反対に低下させ、治水方法としては百害あって一理なしであるということを田中康夫は早くから見抜いていましたが、それを官僚出身の現知事は差し戻しました。政権交代によって就任した理知的な国交相はダムは利権の象徴に過ぎず、科学的に山の治水力を高めるためには根本的な方法の転換が必要であるとして奮闘中です。どちらが正しかったのかは明らかですね。

裏山の倉本聰を通しての叫びに何を感じますか?
まだ何かを感じることはできますか?


裏山


f0158627_13381049.jpg赤ちゃんが 泣くように
赤ちゃんが 泣くように

裏山が 叫んでる
大声で 叫んでる 

もう一カ月 止まない雨に
地面は 土でなく
目に見えぬ 泥の山
もう 溢れそう!
もう はじけそう!

裏山が 今にも崩れかけてるのに
父ちゃん なんで 会社に行くの?
母ちゃん なんで お化粧してるの?
兄ちゃん なんで サッカーを見てるの?
姉ちゃん 誰に メールを打ってるの?

裏山が 叫んでる
大声で 叫んでる

f0158627_1345399.jpg赤ちゃんが 泣くように
赤ちゃんが 泣くように

どうして 雨がこんなに続くの?
どうして この夏はこんなに寒いの?
誰が季節をこんなに変えたの?
どうして みんなちゃんと聞かないの?
裏山が 必死に叫んでるのに

逃げなさい! 早く逃げなさい!
わしは もう土を支えきれない!
もうじき 山は崩れ 
村を 押し潰す!

裏山が 叫んでる
大声で 叫んでる

赤ちゃんが 泣くように
赤ちゃんが 泣くように

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by cyril-aw11 | 2010-01-11 13:47 | 自然・環境

reasonable~朱鷺と暮らす郷

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以前にも
少し触れたことがありますが、私は故郷を象徴する県鳥であるトキに並々ならぬ思い入れがあります。そんなこともあって、うちでは「朱鷺と暮らす郷」という佐渡産コシヒカリを食べています。佐渡では再びトキが大空を羽ばたき自然の中で生きていける環境をつくるため、「生きものを育む農法」に市をあげて取り組んでいます。それは農薬や化学肥料を削減するだけでなく、パッケージのやさしい絵にあるようにドジョウやカエル、ヤゴにタニシといったすべての生きものが暮らしやすい水田環境を作り出す農法です。たくさんの生きものが生息できる環境だからこそ、トキも安心して棲めるんです。

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朱鷺と暮らす郷づくり認証米
のマークです。エコファーマーの認定を受けた生産者が作っている証です。エコファーマーとは、「土作り技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」に取り組む計画を新潟県から認定された農業者です。土壌診断に基いて農薬・化学肥料を削減することによって、安全・安心・おいしいお米を作る農家です。そしてこの米の売り上げの一部はトキ保護募金に寄付され、人とトキが一緒に暮らせる豊かな環境づくりに役立てられています。

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注文を受けてから精米してくれます。21年12月14日精米の新米です!

食品偽装問題で「食の安全」が取りざたされたのはそんなに昔のことではありませんが、「少し高くても国産を」という消費者の動向で中国産がスーパーから姿を消したのも今は昔。今やイオンや西友、イトーヨーカドーといった大手スーパーたちがこぞって有名タレントをCMに起用、「他店より1円でも高ければチラシをご持参ください!」とまるで家電量販店のようです。駅への帰り道にいくつかの串揚げ屋さんや居酒屋さんが軒を連ねているのですが、最近はどぎつい色の看板に「一串どれでも99円!」や「オールタイム、生ビール一杯99円!」の文字が並んでいます。これは異常なことです。

日本は今、デフレスパイラルに陥っています。デフレとは持続的に物価が下落することを指し、物価が下がると聞くといいことなのではと錯覚しますが、そうではありません。デフレの問題点を簡単に言えば住宅ローンの負担を増し、リストラによる失業の可能性を増し、それが不況を深刻化するところです。先日の「日経ビジネス」誌が言うように、真性デフレの大波は価格水準自体を1980年代にまで引き戻しつつあります。このままでは一握りの「勝ち組」だけが生き残り、あとは死屍累々たる風景が残るのみで、それに気づかずに低価格を支持している消費者も、いずれはデフレの悪循環に巻き込まれるのです。「ユニクロ栄えて国滅ぶ」とは言い得て妙だと思います。

物の値段には必ず理由があります。「朱鷺と暮らす郷」のお米を見ればわかるように、いい物、人にも環境にも安全な物を作るのには手間もコストもかかり、理由のあるそれなりの値段になります。それが英語で言う「reasonable」です。99円の串揚げや298円のお弁当を口に運ぶ前に、よく考えてみてください。その値段は本当に「reasonable」なのか、それともただの「cheap」なのか。

この思索のヒントをくれた外国人のKさん、ありがとう。
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by cyril-aw11 | 2009-12-16 20:57 | 自然・環境

八ヶ岳倶楽部再訪

八ヶ岳倶楽部へ紅葉狩りに行ってきました。実は先週の話なので、標高1300メートルの彼の地はすでに冬支度を始めていることでしょう。道中、久しぶりに目にすることができた霊峰富士。やはり絵になる山です。
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残念ながら曇り空の下ではありましたが、それでも黄葉、紅葉を思う存分堪能することができました。ホンの2週間前ぐらいに訪問したときにはまだ青々とした雑木林だっただけに、四季の移ろいを肌で感じ取れた気がします。

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by cyril-aw11 | 2009-10-31 23:57 | 自然・環境

ベランダの紅葉

来年からの雑木林造りを前に、仮住まいのベランダはそこに植えられるのを待っている樹木たちの育成場=木の畑となっています。

普通マンションのベランダと言えば、プランターやかわいらしいテラコッタに可憐な花々が並ぶところですが、うちは自分の背たけを超える木々が所狭しと日光を奪い合っている状態。洗濯物を干すのにも一苦労するので、相方は迷惑そうです(笑)。ただやはり、いい木との出会いというのは一期一会。世の中に同じ木は一本もありません。そんなわけで仮植えの鉢がどんどん増えていってしまいます…。

私の一番好きな木、ブナ。
人間が踏み込めない原生林は自ずと極相林となりますが、その代表的な支配者です。葉縁が波状の鈍鋸歯、葉先は鋭頭。本当に何とも言えない鮮やかな黄葉です。
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同じブナ科のミズナラ。
目の覚めるような真っ赤な紅葉です。ブナと並び雑木林内で豊かな保水力を誇るとともに、秋に実るドングリが動物たちの越冬を助けます。ブナより粗大な葉縁の鋸歯が特徴です。
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ずっと探していた例のムシカリ。
この木もキレイに紅葉します。葉縁はやや重鋸歯で葉先が急に鋭頭になるのですが、ネーミング通りに虫に食われて何だかまんまるですね。
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みんな八ヶ岳倶楽部からやってきたので、標高的には安心。
早く広々としたところに植え替えてあげたいものです^^
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by cyril-aw11 | 2009-10-21 22:59 | 自然・環境

八ヶ岳倶楽部訪問

さて、私の心の師である柳生翁がゼロから造り上げた八ヶ岳倶楽部。倶楽部とは言っても会員制のクローズドなものではもちろんなく、誰でも気軽に雑木林の気持ちよさを味わうことのできるオープンなスペースです。もちろん会費も入場料もいりません。信州に引っ越してきてからずっと行きたかったその場所を、ようやく訪問することができました。
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この倶楽部の主役は何と言っても雑木林。打ち捨てられてアカマツの幽霊林となっていた場所を間伐し、枝打ちして風と光が通るようにし、その上で多種多様な落葉広葉樹を移植しました。植樹したその数、一万本!そのほとんどが近隣で同じように荒廃していた人工林からもらい受けてきたもの。植木屋さんで買ったものも、枯らしてしまったものも一本もないというのが翁の自慢です。

「八ヶ岳倶楽部の庭は立派になった。オレ流の里山は作った。できることはやった」。その言葉通りに高木、中木、低木がうまく太陽光を分け合い、木漏れ日は気持ちよく草刈りされた地表を照らして、そこここから土着の山野草(翁は樹木しか植えません。草花は風が運んできた種子の発芽に任せるのが流儀です)が顔を出している。植生豊かで見事な雑木林です。
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この枕木の歩道も翁お手製のものです。雑木林の中はこの枕木の上を歩いてね、というのがこの倶楽部に存在する数少ないルールのひとつです。大勢の人間が林の中を歩き回って土を踏み固めてしまえば、そこに存在する小さな命の灯が消えてしまいます。

それにこんな素敵な雑木林の中を歩きたいのは、若くて元気な人たちばかりとは限りません。小さな子どもたちやお年寄り、体の不自由な人たちだってこんな枕木の歩道の上なら歩きやすい。そんな翁の心配りでもあるんです。
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by cyril-aw11 | 2009-10-17 10:07 | 自然・環境