メルシャン軽井沢美術館

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以前から行こう行こうと思いつつ、後回しになっていた「メルシャン軽井沢美術館」に行ってきた。とは言え、お目当ては美術館ではなく敷地内にあるウイスキー蒸留所の方(笑)。私は無類のウイスキー党であり、ずっと「BOWMORE」などのアイラモルトを愛飲してきたのだが、ある日「Ogosso」で「軽井沢12年」を飲んですっかり気に入ってしまい、ずっとこの蒸留所に足を運びたいと思っていたのだ。

この「軽井沢12年」、あまり量販店などで目にすることはないのだが、2001年にはロンドンにおける「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」のワールドワイドウイスキー部門において金賞を受賞しているとのことだ。

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約300種類ものワインや蒸留所限定ウイスキーなどが並ぶメルシャンプラザでさっそく試飲。

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銘柄は「軽井沢17年」だった。マイルドで旨い。運転手にさせられたため、せっかくのワインがテイスティングできない連れ合いは恨めしそうだった(笑)。その後、1955年開設の蒸留所の見学ツアーに向かう。約15分で製造工程をざっと見学できるこのツアーは、10:00/11:00/13:00/14:00/15:00/16:00の1日6回の開催。なかなかの盛況ぶりだった。

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この蒸留所では麦芽作りはしておらず、ピート(泥炭)が潤沢な本場・スコットランドから輸入、それを浅間山の水を使って精製する過程からのスタートだそうだ。軽井沢の(実際は御代田町だが)冷涼な気候と貯蔵樽に適度な湿気を授ける霧、そして天然のミネラル・ウォーターである浅間山麓の湧き水という3つの要素がスコットランドの風土と重なり、ウイスキー作りに適しているという。だがその軽井沢も木々の伐採や温暖化現象によって年々気温が上昇し、その蒸留に最適な環境が変化してきているのが気がかりだ。

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ベールのような蔦に覆われた木造の貯蔵庫で、ゆっくりと樽熟成を重ねる「軽井沢」。瓶詰めされるまでにその2%が蒸発するが、それをスコットランドの職人たちは「天使の分け前」と呼ぶそうだ。少し献上した分、天使たちがウイスキーに旨みを与えてくれるのだという。何とも洒落たネーミングではないか。

帰りにメルシャンショップに戻り、蒸留所限定のシングルカスク・モルトウイスキー「軽井沢VINTAGE13年」をチョイスして買ってきた。毎日の晩酌が楽しみである(笑)。
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by cyril-aw11 | 2008-10-05 23:03 | 軽井沢
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