ソメイヨシノ

念願だったPENTAXのK10Dを買った。レンズキットではなく本体のみで、レンズはTAMRONのAF18-250mm F/3.5-6.3 Di IIをチョイス。標準レンズと望遠レンズを持ち歩いて付け替えるといったことをしたくなかったので、一本で広角から望遠もこなせてそこそこF値のいいレンズを探した結果がこれだった。TAMRONはネームバリューこそないが、堅実にいい物を作るレンズメーカー。このレンズは28.8-400mm相当で画角が広く、非常に便利。やや重いため手ブレに注意が必要だが、K10Dには程度のいい手ぶれ補正機能が内蔵されているため全く問題なし。なかなかいい買い物だったと思っている。
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さて以前、軽井沢の新居にはソメイヨシノを植えたいという話をしたが、森の扉さんが調べてくれたところによると、どうやらNG。それでもやっぱりソメイヨシノには特別な思いがある。桜は日本人の情緒に最も訴えかける花だが、やはり「桜=ソメイヨシノ」と一般的にとらえられているのではないだろうか。そのものズバリのタイトルで母への想いを歌い上げたENDLICHERI☆ENDLICHERIの「ソメイヨシノ」はもちろんのこと、桜SONGの代表とも言えるケツメイシの「さくら」も描き出す情景に重なるのはソメイヨシノだろう。岩井俊二監督、松たか子主演の映画「四月物語」も桜の季節が来るたびに思い出す名作だ。ソメイヨシノの紅色ではなく、もちろんピンクなどではない、白に近い薄桃の花びらがはらりはらりと舞い落ちる様は、やはり日本の春の季語と言えるだろう。
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日本には野生種と栽培品種を合わせて約350種類もの桜があると言われ、栽培品種の最たるものが日本全体の8割とも9割とも言われるほど普及したこのソメイヨシノ(染井吉野)。これが野生種のエドヒガンとオオシマザクラの交配種だというのは有名な話だけど、この野生種が全部で9種類あるというのは知らなかった。

ヤマザクラ
オオヤマザクラ
カスミザクラ
エドヒガン
オオシマザクラ
マメザクラ
チョウシザクラ
ミヤマザクラ
タカネザクラ

建築時に伐採した樹木の代わりに建築後に植林するのだから、当然園芸種ではなく軽井沢の植生に合った野生種を植えることが望ましいのは疑いの余地がない。そう考えれば明らかに植生に合わず、さらに園芸種でもあるソメイヨシノではなく、この9種類の桜の中から植生に合ったものを選ぶべきだろう。でもやっぱり違うんだよなあ。新芽が出る前に咲くソメイヨシノと違い、軽井沢でも多く見られるヤマザクラは葉と同時か葉が出てから咲く。

咲き方が同じで花の形や色が比較的近いエドヒガン(写真)や、カスミザクラあたりが代替候補か。これを中心としつつ、それでもソメイヨシノも育ててみたい。
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少し歩けば桜並木がある今でさえ、どうしても手元に置いておきたくて、庭で1.2メール程のソメイヨシノの苗木を育てている。その花芽は開花を待っているところだ。
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by cyril-aw11 | 2008-04-09 12:07 | 軽井沢
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