アイスホテル

少し間が開いてしまったが、今朝の新聞にまた地球温暖化関連の少々ショッキングな記事が出ていた。「地球温暖化でアイスホテルがピンチ?」というのがそのタイトルだ。
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アイスホテルは1990年開業。北極圏のスウェーデン北部、キルナから車で20~30分のユッカスヤルビ村にある人気ホテルで、すべてが氷で造られている。シーズンごとにデザインが変わり、2006~07年シーズンの宿泊者数は約26,000人(うち日本人1,000人)で、前シーズン比+10%にも上ったという。好奇心旺盛な人々に支えられ、氷の教会で結婚式を挙げるカップルも多いとか。日本には雪で作る「かまくら」があるが、その氷バージョンといったところか。確かに興味深いし、泊まってみたい。

そのアイスホテルに温暖化の影響が出てきている。05年のシーズンは平年11月となる工事開始が3週間も遅れた。また春になって氷が解け出すと営業終了、すべてがなくなってしまうという究極のエコホテルなのだが、昨季は計画より2日早い4月20日に店じまいとなった。今季はさらに2日早い18日になりそうだという。

これは前回の記事で触れたように、ESAが警鐘を鳴らす北極圏の温暖化の一つの現れのように見える。アラスカ各地では凍土溶解が発生し、デンマーク領グリーンランド南部の広い範囲では昨夏、地表を覆う氷床が解けていた日数が平年より最大30日も多かったという観測結果が出たという。

特に意識して見ていなくても、自分を取り巻く生活環境の変化を如実に感じるようになってきている。子供の頃には氷が張っていた池に氷が張らなくなり、霜柱を見かけなくなり、雪が降らなくなり、かまくらが作れなくなった。今年の冬は寒かったが、地球のサイクルから見たらそれもホンのわずかな揺り戻しだったろう。軽井沢に家を建てようとしている今、その土地の活用法とエネルギー利用のあり方には敏感にならざるを得ない。
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by cyril-aw11 | 2008-02-27 13:18 | 自然・環境
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