寒い冬? その1

今年の冬は寒い。先週末は久しぶりに暖かな好天に恵まれたが、今週に入ってからは完全に寒さがぶり返している。昨日の朝は雪でもないのに寒さで凍りついた雨戸シャッターが上がらなかったし、今朝も車の外気温計はマイナス5度を記録した。恐らくこれはここに住み始めてからの最低気温じゃなかろうか?(軽井沢遠征の際にはこの車でのK点、マイナス10度を記録)

うちは室外の気温を記録するユニットがないため、外気温は車に乗った時にしかわからないのだが(いつもみなさんのブログを拝見する度に、どうやって測定されているのかと気になっている。まさか百葉箱・・・じゃないよね?)、昨年は3月に入ってからやっと2度ほどちらついただけの雪が今年は幾度となく降り、すべて積もっているのだからやっぱり寒いのだろう。

だけど歴史的に見てどうかというと、やっぱり違うんだと思う。年々温暖化が進行しているため、時々寒波が多く襲来するとさも寒いかのように感じてしまうのだ。卑近な例で言うと、私は亡くなった祖父母の住む上越によく遊びに行っていたが、幼少の頃の正月休みは毎年のようにかまくら作りに精を出していた。海沿いでもともと雪が多い場所ではないのだが、それでもかまくらが作れるくらいの雪は降っていたのだ。私の成長とともに雪は少なくなり、高校~大学生の頃にはまったく雪が見られなくなってしまった。

こうした例はいくらでもあると思う。土地探しの際に星野リゾートの辺りを車で走行中、不動産屋さんが「この池に昔は氷が張り、冬季は天然のスケート場になっていたんですよ。冬に氷が張らなくなって、用途を変えたんです」という話をしてくれたこともあった。地球温暖化のスピードは思っているよりもずっと早いのだろう。

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上の写真は、NSIDC(National Snow and Ice Data Center)による最近の海氷面積図だ。左から2005/9/21、2007/8/16、そして2007/9/3のもの。一目瞭然だ。

アラスカとシベリア沿岸の海氷が広く融けるのは、ベーリング海峡から暖かい太平洋の海水が流れ込んでいるためだ。これは昨秋のESA(European Space Agency)による、「急激に海氷が減少して北極海の北西航路が開通する」との恐らく有史以来初めての衝撃的な結論を裏付ける。カナダの北岸に沿って、ヨーロッパからアジアへ直接向かう航路をさえぎる氷がなくなってしまったのだ!

この項つづく。
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by cyril-aw11 | 2008-02-14 13:47 | 自然・環境
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