星のや

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今回のロケハンでは初めて星野リゾート内の「星のや」に滞在したのだが、噂に違わぬ素晴らしい宿泊施設だった。野鳥の森に隣接するため四方を緑に囲まれ、ひっきりなしに楽しそうな鳥たちのさえずりが聞こえる抜群のロケーションは圧巻。また夜になって空を見上げれば、今まで見たこともないような量の星が瞬いている。その土地の空気の透明度を測る基準になるプレアデス星団(スバル)も6つの星がくっきり鮮やかに見えたし、連れ合いは何年ぶりかに流れ星が見れたそうだ。ああ、こういうところに自分は家を建てたいんだと強く思ってしまった。もちろんこんなにいいところは自分の予算じゃ到底無理なんだけど(笑)。

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基本的にすべての客室が「離れ」のような形状を取っているのも、顧客に快適なプライベート空間を提供しようというコンセプトだろう。宿泊客はまずそれぞれの交通手段で、星のやのレセプション棟まで行く。ここでお茶をいただきながらチェックインを済ませ、リゾート内の送迎をするスタッフにここの車で部屋まで送ってもらう。自分の車はここに停めておきリゾート内の移動は基本的に徒歩、通行できる車はここのスタッフの送迎車だけになるのだ。これも静かな空間を維持するための有効なコンセプトだと思った。またこれだけ評判のリゾートでありながら、その中で働くすべてのスタッフが若く元気溌剌としていてすごく感じがいい。観光地ではとかく店員やスタッフの対応に嫌な思いをすることが多いのだが、ここでは本当に気持ちよく過ごすことができた。企業の理念がしっかりと末端のスタッフまで行き届いていると感じた。

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部屋はベッドルームにリビング、そして広いウッドデッキテラスが付いている。二人での滞在には贅沢すぎるくらいだ。特にこのリビングが色の濃い床材で掘りごたつ式、座面の広いソファをその周囲に並べるという我が家の理想を絵に描いたような造りで、連れ合いはいたく感激していた。確かに落ち着く空間で、目線と窓のとり方なども参考になった。

ここは素泊まりが基本で、食事はそれぞれ好きなものを召し上がってくださいというコンセプト。リゾート内には和食を楽しめるレストラン棟や評判の村民食堂もあるし、グループのフレンチ・レストランとも提携していて送迎もしてくれるようだ。今回は外部の人も日帰り温泉として利用できる「トンボの湯」に入りがてら、村民食堂で夕食をいただいた。
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どれもおいしくビールが進んだが、窓の外を見ていると本当にたくさんの地元町民らしき人たちが平日の夜にもかかわらず、トンボの湯に入りに来ているのに驚いた。時間はもう9時半過ぎくらいだったろうか。みなさんお風呂セットを持って、まさしくひとっ風呂浴びに来たという風情。町民は500円で入れるというし、軽井沢の凛と張り詰めた冷たい空気には露天風呂が最高なのは疑いがない。

本当に気持ちのいい滞在だった。私は星野リゾートが主催するピッキオの「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」という理念を基にしたエコツーリズムというものにも強く共感し興味を持っているので、自分たちの滞在が経済的にその活動を側面支援しているとすればうれしい。
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次回は是非、ピッキオ主催のバードウォッチングや星空ツアーにも参加してみたい。
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by cyril-aw11 | 2007-11-22 10:42 | 軽井沢
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