ドライブ5日目 モンティセロ→グリーンリバー(UT) 149マイル

1/30(土)
だいぶ間が空きましたが、アメリカドライブ旅行記5日目です。
この日のメインはアーチーズ!この旅行の山場を迎えます。
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その前に昨夜遅くに到着したモンティセロの町でお勧めしたいのが、BLUE MOUNTAIN
FOODSというスーパー。

田舎町にしては夜9時までと比較的遅くまで開いている上、オリエンタルフーズの品揃えも
まずまず豊富。高校生ぐらいかと思われるバイトの店員さんたちもすごくフレンドリーで、
私がカゴに入れた中華のディナー・プレートをレジ打ちしながら「新作?このシリーズ美味い
よね!」と笑顔で話しかけてきました。
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アメリカのスーパーに行くとあれこれ自分へのお土産を買う私ですが、外せないのが
グレイビーとマカロニ・チーズ。ジャンキーです(笑)。
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まだ早朝のホテル前。
ユタ州ではよく目にするザイオン銀行のネオンが見えます。
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ベスト・ウエスターンやホリデイイン・エクスプレスといったモーテルチェーンは確かに
モーテル6に比べると割高ですが、そこそこまともな朝食が朝6時くらいからフリーで
食べられるところが多く、次への移動を急がなければならないこうしたドライブ旅行では
非常に重宝します。ちゃんとしたチェーンなので外れもないし。

そういったこともあり、今回の旅行ではなるべくこの2つのモーテルのどちらかを選んで
泊まるようにしていました。
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さて冷え込んだ早朝に出発し、雪景色の中を進んで…
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モアブの先にあるアーチーズ国立公園に到着です。
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園内はビッグホーン・シープの生息域で、運がよければ早朝や夕方に会えるそうです。
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園内に生息する野生動物のオブジェがかわいいビジターセンター。
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ここで気象条件を確認してからスタートします。
まあ寒いといえば寒いですが、軽井沢の冬を経験している人ならなんてことはありません。

今回の旅行に際してはかなりの重装備で出かけた我々ですが、その半分も使うことなく
拍子抜けしたのが実感です。移動は車ですし、外に出る時はトレッキングで行軍ですから
しばらく歩いていれば汗をかいてきます。外でじっとしているわけではないですからね。
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あいにくの空模様の中を進みます。
ここアーチーズは東京23区の約半分にあたるごく狭い地域に、確認されているだけで
約2000のアーチ型をした岩が点在しています。

そのどれもが侵食によってできたもので、裏を返せば非常に危ういバランスの上に成り
立っているものなので、明日もまた同じアーチを見られる保証はありません。
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園内周遊道路沿いにスリー・ゴシップスやシープロックと呼ばれる岩々を眺めながら、
数あるアーチの中でも真打ちと言えるデリケートアーチを目指します。
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デリケートアーチは数々のガイドブックや旅行パンフレットの表紙を飾るほどの名所。
ただその姿を拝むには、駐車場から約2.5キロのトレイルを歩かなくてはなりません。
距離はたいしたことありませんが、アップダウンがきつく片道1時間はかかります。
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このトレイル、本当にきついです。
雪や氷に足を取られる上、明確なルートや標識があるわけでもない典型的なアメリカの
「ほったらかし」トレイルなので、道中のケルンが頼りです。
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道中、帰ってくる人たちが口々に「almost there」と励ましてくれたのですが嘘ばっか(笑)。
遠い道のりでした。
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そして、ようやくたどり着いたデリケートアーチ!
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真っ青な空と赤土のアーチのコントラストを見ることはできず、雪に煙るアーチでしたが
その威風堂々たる姿は十分に堪能することができました。

滑りやすい足元に気をつけながらアーチの真下まで近づき、ぐるりといろんな角度から
写真を撮って引き返しました。
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わずか一箇所!の貴重な標識(笑)。トレイル沿いの植物はすべて氷に覆われています。
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帰りは下りなのでだいぶ楽です。
車を停めておいた駐車場までもう少しというところに「PETROGLYPHS」の表示が。
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そう、先住民が残した壁画なんです。
人や馬に混じって描かれているのは、今や絶滅危惧種のビッグホーン・シープです!
こうして昔は彼らが人と近い距離にあったことがわかり、何だかすごく感激しました。

後日もう一箇所で先住民の壁画を見る機会があったのですが、これら壁画がこの旅で
一番胸を打たれた経験でした。
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先住民の住居も復刻してありました。
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駐車場に到着。トレイル全景です。
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デリケートアーチの次に見たかったのがダブルアーチ。
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こちらはアーチ近くの駐車場から1キロほどのトレイルを歩くだけで真下まで到達可能。
一箇所から2本のアーチがV字型に架かっているダイナミックな姿がよくわかります。
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ここに限らず内陸の国立公園は夏場には酷暑となり、自然発火による山火事が頻発。
こうして焼け果てた木々の姿もよく目にします。
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帰る頃になって少し天気がよくなってきました。
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帰り際に道路から見たバランスロック。
写っている人と比べると、その大きさがよくわかります。
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さて夕方になり宿を探さねばなりませんが、まずはモアブの町に戻ります。
何故か?
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理由のひとつは、ココペリギャラリーです。
アーチーズに向かう際にこの店を発見、先住民によるアートやグッズを買いたかったから。
品数もいわゆる土産屋とは比べ物にならないほど豊富、店員さんもすごく親切でした。
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「こんなに寒い時にモアブに来てくれてありがとう」と言われ、「ん?」となっていたら、
「この町は典型的な避暑地で冬は寒くて店じまいする店も多い。特にこの冬は寒波の影響
で平年はあまり降らない雪が先週は降り積もりっぱなしで驚いたところ」とのことでした。

確かに避暑地っぽいと納得。
アメリカの町には珍しくブラブラ歩いて覗ける商店街が広がり、特に本屋が多い。
例えるなら軽井沢をもっと文化的にした感じでしょうか。すごく気に入った町です。
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町のあちこちにココペリのオブジェが。
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さてこの町に戻ってきたもう一つの理由がコレ!
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さすがに大雑把なアメリカの食事に辟易していたところにタイ料理店を見つければ、
何を置いても戻ってきます(笑)。

何を食べてもおいしく、二人で何もしゃべらずにがっついて食べました(笑)。
中でもグリーンカレーは最高!生涯最高のグリーンカレー!
店主にそう言ったらすごく喜んでくれました。
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このままモアブに泊まりたいところですが、日程が押しています。
少しでも先に進むため、夕闇の中を次の町グリーンリバーへ。
ホリデイイン・エクスプレスに宿を取りました。
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5日目のドライブ 149マイル(約239km)

6日目に続きます。
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by cyril-aw11 | 2010-05-14 19:14 |
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