ムシカリ (ガマズミ属、スイカズラ科)

北海道~九州の山地に分布する落葉低木。
樹高は2~5メートルになる。

葉が虫に好んで食われることが多いと言われることからこの名が付き、また葉が
亀の甲羅に似ているので、オオカメノキの別名がある。
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枝は紫褐色で、横に広がる特性を持つ。
葉は対生し、長さ10~15センチの卵円形で、鈍鋸歯。
枝先から散房花序を出して小さな両性花を付け、ふち白い装飾花が取り巻く。
核果は球形または楕円形で、赤色から黒色に熟す。花期は4~6月。

ブナ林のような落葉樹林帯では、最初にスミレやカタクリのような小さな植物が、
次にこのムシカリやツツジのような低木が花を咲かせ、そして最後にブナの葉が
開いて春が終わるという順番になっている。

背が高いブナの葉が開く前の太陽光が林床に届くうちに、小さな植物から活動を
開始するという自然界の戦略には脱帽させられる。
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by cyril-aw11 | 2009-10-20 15:05 | 外構
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