木材検査

建築家さんと週末を利用して、新潟県にあるプレカット工場まで木材検査に行ってきました。
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現代の建築においてプレカット工場は、なくてはならない存在です。
柱や土台など建築図面の要求するすべての木材を文字通りにあらかじめカットしたり、ホゾ穴
などを開けたりして出荷します。これによって現場での大工さんの役割は、これを図面通りの
番号順に組み立てることに特化されます。

現場の状態や大工さんの能力に左右されることなく、均一なクオリティの木材が保証される
わけです。
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これがそのプレカット・マシン。
図面通りの数値を入力すると、あとはオートマチックに機械が刻んでくれるわけです。

工場長によると工場設立当初は営業をかける先々で、「うちでも棟梁しか任されていない
仕事を機械がやるとは何事だ!」と叱られたそうです。それが徐々に大工さんの繁忙期
である夏期だけはプレカットに任されるようになり、便利さと正確さが浸透してきてようやく
年間通じての仕事が入るようになったそうです。
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うちの化粧柱です。美しい…。
多くの木材の中から、工場長が特に質のいいものを少しずつストックしてくれていたモノ。
ありがとうございます。
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木材検査とは名ばかりで、本当に興味深い大人の社会科見学でした。
工場長によると、年間に扱う300にも上る軒数のうち、自邸の木材検査に訪れる施主は
10組程度だそうです。もっと自分の建てる家に関わって欲しい、こだわって欲しいと話さ
れていました。

自分の目で見ることで、この木がここの柱になるのか…なんてイメージが湧いてくるし、
さらに愛着も湧いてきます。オススメですよ。
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帰り道に咲いていた路傍のコスモス。
一面のコスモス畑もいいけれど、こちらの方が好みだったりします^^
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by cyril-aw11 | 2009-10-11 20:14 | 家造り全般
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